日時設定について
ここでは、日時の設定について説明していきます。
経済指標に関しては、JPY・EU・USA・GBR・FRAの通貨ペアの経済指標でヤフーファイナンスのデータをもとに停止していきます。
https://m.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar
6時間時差(サマータイム)もしくは7時間時差(ウインタータイム)がありますのでメタトレーダー側の時間に合わせて設定する必要があります。
※6時間時差(サマータイム)もしくは7時間時差(ウインタータイム)についてはこちらをご確認ください。
https://fx-expertner.com/fxsyuhou/9223/
そして☆3があった場合は前後3週間、☆3と☆2を含めて一日の合計が6個以上の場合は☆2についても前後1週間停止することを推奨します。
※☆5なら前後5時間です。
ナンピンのシステムが一番苦手としているのは、だらだらと一方的な相場になるときで、一方的なトレンドになるとローダウンする可能性が増します。
相場でそう言ったケースが発生する場合は、影響のある指標でみられることが多いですが、基本的に要人発言や世界情勢などによって発生する動きになります。
特に注意が必要な経済指標や要人発言は、ドルとユーロにかかわる経済指標です。
以下にそれらの例を挙げておきます。
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
・バウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
・カーニー英中銀(BOE)総裁、発言
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
となります。
こちらは☆2でもインパクトのある発言がでたりすると大きく動きますし、このようなイベント前には トレンドができやすい傾向(ポジションの整理や新規が多くなりトレンドができやすい)になりやすく特に注意が必要になります。
そのため、上記の FOMC などは一日運用を停止していただくのも有効な安全対策となります。
加えて、上記要人発言のある日が☆2であっても一日通して停止する対策もしくは取引回数を減らす(または取引時間を減らす)ということが、ドローダウンを避けるという点では有効です。
あとは通常の雇用統計など、大型の指標は停止を行う形になります。
停止に関しては、設定では前後3時間および前後1時間となっていますが、基本的には経済指標前の停止が大事になります。
持ち越しなく指標を迎えることがドローダウンを抑えるコツになります。
※ただ逆にあまりにも停止しすぎると今度は利益や売買回数が少なくなるので、そのあたり経済指標と相場の状況によって変更を行います。
停止時間に関しては間の30分~1時間だけぽっかりと空いてしまうようなときなどはできれば続けて停止した方がいいことが多くそういった場合は続けて停止にしたり、影響のある指標が後にない場合は、3時間空ける必要がないことが多く、2時間もしくは1時間後の停止で十分なケースが多くなります。
※ただ要人発言に関しては経済指標の発表と違い、時間が少しずれたり、話す内容によっては長時間に及ぶ恐れもあるので、指定した時間が短い設定だとそのズレに対応することができないので注意が必要になります。
なお、停止時間が短いほうがより利益が上がりやすく、大きなドローダウンが発生しにくい指標でトレードすると、その分だけ利益が上がります。
経済指標に気をつけてトレードすることで、大きなドローダウンを避けられますので、こういった指標の前ではできるだけトレードを避け、停止したり少しの損失であれば強制的に決済を行うなどの工夫をしてもらうだけでかなり安定的に運用することが可能となります。
Exnessの場合はさらに時間がズレています。9時間ズレていますので、以下の図のようにズラして設定していただく必要があります。
上図と下記URLを参考にし、設定値を作っていきます。
https://m.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar
入力の仕方としてはパラメータの曜日の空欄部分にいれていきます。
月start 1 ←これは10時から新規エントリーしていくということです。
月曜日の朝は基本避けていきます。
月end 24←朝9時で終了するということです。
金end 18←夜中3時に終了ということです。
startからendまで、セットとなっています。
曜日ごとに枠が2つあるので枠で設定します。
例えば6/18(金)を設定すると、
金start 10
金end 14
金start 18
金end 27
と日本時間ではやりたいので、全部9を引きます。
Exnessでは9時間ずれているので、
金start 1
金end 5
金start 9
金end 18
こんな感じになります。
ちなみに30分単位では設定できないです。
【まとめ】
・要人発言や一方的なトレンドができやすいときは注意が必要である。
・停止時間やあまり相場に影響がない指標はトレードした方が利益を生みやすい。
・影響のある経済指標の前や要人発言の前にはポジションを強制決済したり、システムを停止するもしくはトレード回数・時間を減らすことにより安全に運用することが可能となる。
EASのSの部分の1つ日時設定となります。
本日は以上となります。
ありがとうございました。
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